一般社団法人 広島市佐伯区医師会

会長挨拶

■ごあいさつ

 一般社団法人広島市佐伯区医師会は令和4年6月16日から新体制でスタートしました。理事会メンバーは令和2年度と同様ですが、それぞれの担当の先生方が引き続き頑張りますのでよろしくお願いいたします。
 令和元年12月からに世界中にあっという間に感染拡大した新型コロナウイルス感染症に翻弄されたこの2年半でしたが、広島市佐伯区医師会の各医療機関においては、県、市医師会、行政と連携しながら感染の診断、治療、保健センターへの引継ぎ、入院加療など対応いたしました。
 休日当番医だけではなく、当医師会が広島市からの委託事業として行っている年末年始定点救急医療も区内外の患者さまに多くご利用いただきました。
 今後も広島市佐伯区医師会の医療機関は一体となり、この脅威と戦って参りますので、感染予防はもちろんですが、少しでも感染症状の疑いがあればお近くの医療機関にご相談、受診いただきますようお願いいたします。
 人生100年時代といわれる昨今ですが、一般社団法人広島市佐伯区医師会が特に力をいれている事業があります。
 人生の最期をどのように過ごしたいか、どんな医療やケアを受けたいかを元気なうちに考えておく心づもり(人生会議・ACP)の啓発、普及。
 高齢化に伴い、激増する困難な認知症に対する認知症初期集中支援事業。
 在宅医療と入退院の引継ぎをする在宅医療相談支援窓口運営事業、入退院時連携強化事業。区民の皆さまの健康と命を守るためのシステムであるひろしまお薬ネット、電子版命の宝箱などです。これは、区民の皆さまの健康と命を守るための大切なシステムです。HMカードは加入薬局や県医師会などで申請、発行が可能ですので、是非ご活用ください。
 平成29年4月から当医師会が開設しました地域住民の方々のための「ホスピスホームみなみ」その後、順次スタートしました「ナースステーションみなみ」「ヘルパーステーションみなみ」は、おかげさまで多くの方にご利用いただいております。
 開設以来、ホスピスホームみなみは、令和4年6月現在、22名の看取り数となり、終活のひとつの選択肢となっています。詳しくは、こちらのホームページに掲載されていますので、ご興味のある方は当医師会まで、ご連絡をお願いいたします。
 我々、広島市佐伯区医師会は今後も区民の方々の人生を少しでも豊かにできればと考えています。当医師会のホームページが、皆さまの一助になりましたら幸いです。

令和4年7月13日
一般社団法人広島市佐伯区医師会会長 永嶋 潤

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